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■パート化について

                                              清水 信博 2000.06101

昨日は長岡でしたが、車の中で私が以前ここに書いたパート化に
ついて興味があるので教えてほしいとの話がありました。

まず大きな流れとして、パート社員の能力が急速に高まってきているという
ことが上げられます。これはアルバイト社員も同様。

いまのパート・アルバイト社員がやってることは十数年前の正社員がやって
いたことに等しいと思います。昔はパソコンというと正社員が使うものでした。
いまは誰もが操作を習えばパソコンは使えます。

これは価格が下がったことでパソコン=貴重品という考えがなくなったことにも
起因しますが、パート・アルバイトに関して単なる労働力の提供だけではなくな
った=能力の向上があったともいえます。

大前研一の本を読むと、今後は人事部は縮小するか廃止せよと書いてあります。
遠く現場から離れた実態を知らない者が評価をすること事態が実情に合わなく
なていること、また直接の上司が評価を下すことが本来であること等々の事が
そのような発言の元になっているようです。

さて話を戻すと、当社では午前・午後の3時間で二名のパートさんが交代する
シフト制をとっています。このメリットは互いに教えあうことで向上のスピード
が早まること、3時間で仕事の密度が高まり緊張感に繋がること、そして退職と
いうリスクに対しても残った一名が引き継ぎ役になれること等々があります。

もちろん社会保険も不要。当人たちも年間で100万を超えると扶養者控除が
受けられなくなるので100万以内であり and 自由時間も欲しいということで
すから3時間というのは企業にとっても本人にとってもいいわけです。

私は今後このようなことは広がっていくだろうと思います。
経理という仕事はもはや専門家の仕事ではなくなったということ。
専門家が必要であればそれは税理士に問い合わせて聞けばいいわけで、そのため
に月額報酬○万という金を払っているわけです。

企業の中をよく見渡すと、正社員でなくてもいい仕事を正社員がやっている
ということはよくあります。今後はそういう過去には重要であったかもしれないが
パソコンやソフト、内容等の変化によって素人が数日の教育訓練で仕事を簡単に
こなしていくことも多くなると思います。

さて、そこで大前研一の話の内容に戻ると、不要になった人事部の人達は首に
するのか?というと、そうではなくて「配置転換」するのがいいと思います。

企業には特有の集中すべき分野、MQの源泉となるところがあります。
それは営業活動かもしれないし、製造あるいは企画かもしれませんが、そういった
集中すべき分野に配置転換をしていくことが重要だろうと思うわけです。

しかし消滅すべき部署にこだわり、配置転換もイヤという人は退職してもらうしか
ないでしょう。もっといえば全員が生涯新しいことを学びつづけることがこれから
最も重要な点になるでしょう。

さて、優秀になったパートさんですが。(^^;)
これを正社員にするか? いいえ、しません。
理由は本人が正社員として拘束されることを嫌うからです。
ましてや正社員になった途端に、あの複雑怪奇な「間接人員の評価」が、よみが
えって来ます。この人に応えるためには時給を数十円上げることでいいんです。
しかも年間100万以下で・・。

ドライな考えであるように見えて、このほうがお互い楽だし、自由だってことは
案外あるもんです。

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