■良い大家・悪い大家
2000.0803
暑い日が続いてます。
このところ、うちの大家さんは毎朝、そして昼と夕方には消雪パイプを
開けてビルの周りに散水してくれます。暑さが厳しいですから、すぐに水
は蒸発してしまうのですが、これは有難いことです。
真冬になって、夜中に雪が積もりそうだという時にも消雪パイプを開け
ておいてくれます。ですから、ここに移転してからというものは、一回も
除雪した記憶がありません。
うちの事務所の建物以外にも周囲に、5~6箇所の貸しビルをやってい
ますが、すべて満室で、空きが出るとすぐに入居しますね。
一方、昔いたビルの大家さんは、ケチですから夏に水は撒きません。
冬でも、よほどの雪でないと消雪パイプを動かさなかったです。
ですから入居者がみんなスコップをもって、駐車場の雪かきをして、汗
ダクになって、それから営業に出たものです。
ですから、いつもビルの窓には「空室あり」の紙が貼ってあります。
いい大家さんは、Fをかけます。それも大したFではなくて20分だけ
水を出すくらいなものです。ダメな大家はFをケチって入居率を下げます。
どちらがいいかは、すぐに分かりますね。(^^;)
また先日、会社の入り口の上のガラス窓が空きっぱなしになるというア
クシデントがありました。そこで、連絡を入れたら工事会社がすっ飛んで
きました。連絡してからの対処もスピーディです。
もちろん、気のいい大家さんですし、愛想もいいわけですが、愛想がい
いだけでは入居率は上がりません。家賃が安いだけでもダメ。なんでもか
んでも親切では大家は儲かりません。
つまり、ポイントをついたFの活用が大事だと思いました。
■良い大家は、Fをかけて、より大きなMQを得る。
■悪い大家は、Fをケチって、MQを失う。
というのを、間近で見た想いがする。(^^;)
« ■品質管理について | トップページ | ■ゲームと教育 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント