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■長崎探訪

                                                                 2001.0626


「長崎はホントに雨だった」

今回は九州6日間の旅で、博多、佐世保、平戸に続いて、
初の長崎上陸をしてきました。(2001.0625-0627)

長崎はたしかに雨でした。(^_^;)

■あんぐりさんの会社に行く。

長崎に入ったのは夕方でしたが、OKエンタープライズの小泉靖子社長、
寛治常務、あんぐりさんに連れられて、有名な[めがね橋]を渡り、醤油屋
を改装したという雰囲気のよいお店に行きました。
そこでOKさんの幹部社員も交えての前夜祭。

皆さん、楽しい人達です。

翌朝は、多良見にあるOKさんの新店舗&本社に行って、そこの二階を使
ってのMBA研修会・マーケティングを実施。ジェイクさんも飛び入り参加で
始まりました。

研修会の内容はともかく、このOKさんの新店舗。ガーデンタイムスという
お店がとても魅力的で面白かったので、ここだけに絞って話しをすすめた
いと思います。

このガーデンタイムス(以下、GT)は、小泉社長の夢、念願であった、自
然のうるおいを生活に、ということを実現したものだそうです。観葉植物を
はじめ、鉢、園芸用品、アロマ製品、ハーブ茶などが300坪ほどの広い
店内に綺麗にディスプレイされています。

入口では、パートさんがブロックや木材でセンスのよいディスプレイ(完成
品)をつくっていて、その脇にブロックが積んであります。こうすればお客
様は完成品を見ますから、「なるほど、ああいうふうにするのか」と理解す
るので部品に手が伸びる。
しかもデザインはパートさんがやるんだとか。ここも素晴らしい点です。
いまの時代は、いいえ、いつの時代も[ワンマン・プロダクション(屋台方
式)]が正しいんです。

また、入口の上には、開閉できるテントがちょうど、軒のようにおおきく
かかっていて、日陰にもなるし、おもてに植物をおけば、市場の雰囲気も
でて楽しい空間です。

お店に入ろうとしたら、扉の横で、濃い緑色のエプロン(ヨーロッパ風)
を着て白い帽子をかぶった、いかにもセンスの良い女の人が植木にハサミ
をいれてました。尋ねてみると、しばらく陽があたらなかった側が枯れたの
で、鉢の向きを変えて、風をいれるために、中をすいているんだとか。

「この仕事は面白いですか?」と聞くと、「はじめは植物のことは、よく知ら
なかったんですが、ここにきて憶えることがいっぱいあるし、毎日ここにくる
のが楽しい」といってました。毎日会社に来るのが楽しいというのがマル。

中にはいっても、とにかく笑顔がいいのにビックリします。
これは作られた笑顔ではないことはすぐにわかります。
しかも、ほとんどがパートさんだとか。

店内には、輸入雑貨が多くありましたが、通常ですと、こういうものは値
段が高くて、手がでないものです。ところが値札を見ると決して高くはない。
むしろ、この値段であれば買うだろう・・と思いました。
プライシングもマル。

ユニクロは最初は[安かろう悪かろう]と回りが言ってるうちに、ある日突然、
[安かろう良かろう]になっちゃいました。健康食品なんかは[良かろう?高か
ろう]だったんですが、ここにきて[良かろう、安かろう]になってます。
この品質と価格の変化も見逃せないことですね。ホンモノが適正価格に
近づいてきたという動きが、最近はあるようです。

さて、話を戻して、店内に入ると、まず、ハーブ、植物のいい香りにビックリ
します。それとBGMがいい。軽いジャズ風の音楽。そしてハーブティーと
クッキーが楽しめるコーナーがあって、ここのテーブルと椅子も本格的な
木製品で、どこをとっても違和感がなく、居心地が大変に良かったです。

ついでに、念願の「しゃぼん玉石鹸」を買うこともできました。(^_^;)
2年前に新聞広告を見てから気にはなっていたんですが、今回はじめて
製品を見たところ、ラインナップもそろってきて、本格的になってきたよう
です。今後注目の企業であり、製品だと思っているのですが、どうなるか?

             ◆

さて、店舗のイメージもコーポレートカラー(濃緑)も、素晴らしいOKさん
ですが、私がここから学んだことは、「21世紀になって完全に変わった
なぁ~」といえるものを見つけたことです。

やはり、当社同様にパートさんの能力が格段に上がったということです。
この理由は、ひとつは当社でいうとパソコンの威力、それもパッケージ
ソフトの活用で素人でも玄人の仕事ができるようになったこと。

もうひとつは、情報の共有化。これはインターネットもそうですし、雑誌など
もそうですが、じつに様々なデザイン、情報を目にすることで、素人がプロ
並みのデザイン力を持てるようになったこと。つまり知識の共有=情報の
共有という現象が明確に出てきたのが21世紀だということ。

20世紀後半は産みの苦しみだったのでしょう。それが21世紀になって、
ポンと産まれて世の中に姿を現すようになった。
これが大きな変化です。

もう一つ、「仕事は、それを好きな人にやらせるのがいい」、そして、その人
に工夫させることで、どんどん価値を生み出していきます。

となると、いつも言うように、正社員は何をしたらいいのか?
幹部社員の役割は? というところにブチ当たります。

結論は、「経営者の役割をまず決めること」ですね。(^_^;)

20世紀は下の方から役割を決めてきましたが、21世紀は「役割の
決定も逆算」でなければ決まりません。じつは、これはドラッカーは1960年
頃からずっと言い続けていることなんです。

さて、こうして21世紀は、ゲームでいうところの、フルーツバスケット。
全員が椅子に座って、誰かが「フルーツバスケット」と叫んだら、必ず自分
の椅子を離れて、別の椅子に座らなければならない。そういう時代になり
ました。

これまで通りでいいんだ、という人にとっては災難のような時代です。

しかし、再度社会に出て働きたい、関わりを持ちたいという主婦にとっては、
全く楽しく働けるチャンスの時代でもあることでしょう。

そして、どちらがどうということではなくて、懸命に生きる人が報われる時代
になったという点においては、じつに「平等な時代」になったともいえます。

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