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■慣れ

■原稿書き

 西研究所所長・西順一郎先生から、近代企業リサーチの執筆を受け渡されて初めて書いたのが2002年6月号だった。

 初めは、僕に原稿など書けるんだろうかと思って緊張したし、毎月の締め切りが来るのがやたら早くて戸惑ったりしたことを覚えている。 しかし、人間は良くも悪くも「慣れ」があるので、こういったことも経験を積んでくると、案外慣れてしまう。 しかもMGやTOC、PATIOで刺激を受けるので、話題には事欠かない。 まぁ、案外適当に書いているというのが本当のところだと思うけど。(^_^;)

■独立

 2001年の9月から自宅事務所で仕事を始めた。それまでは企業の中で、そして組織の中で働いてきて25年。それが、47歳で独立することになった。

 じつは独立するにあたり数ヶ月前からコンピュータ(マイツール)で、5通りの経営計画を立てていた。売上(PQ)予測を立てるときには、希望値、楽観的予想というと聞こえはいいけど、赤字だからといって適当に数字を操作するのでは「計画的経営」とはいえないので、それは決してやらないと心に決めていた。ここではかなり慎重に「最低限の数字」でシミュレーションをやった。

 ところが、当然といえば当然のことながら、僕が立てた経営計画は5通り全てが▲Gで、ちっとも黒字にならないわけです。 しかし、それでも独立記念日はもう目の前に迫ってきます。

 いまだから言えますが、いくつかの経営計画の中から、これならほぼ大丈夫だろうというものをピックアップして、「計算は十分にやった。あとはスタートして行動するのみ!」との意気込みで個人事務所を開設したわけです。

 やはり脱サラしての独立は緊張します。まだ分社設立のときのほうが気持ちは楽でした。

■誤算

 独立して最初の誤算はPQでした。計画どおりにならず、いきなり計画を上回る仕事を頂いたことで僕の心配は、もろくも崩れ去ったわけです。これは嬉しい誤算でしたが、やはり事前に計画を立てていたから良かったのでしょう。

 その独立の緊張感、不安も1年経って決算をしてみると、「なるほど、こんな具合に一年を過ごせばいいのか」ということがわかります。 そして、四年が経ちました。

 ここでも「慣れ」です。不思議なことに独立が当たり前という感覚になってきました。 慣れは不安を消すようです。 しかし、「慣れ」は自分の中に、驕りや傲慢、退歩を生む温床にもなるので、常に新しい価値を求めていかなければ、慣れの効力は逆効果になってしまいます。

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