■MGインストへの道
MGのインストラクターもしくは社内展開をする人は、いくつかの山を超え
ていかなければならなりません。
三つの山でいえば、
(1)学科試験
(2)実技検定
(3)人間主義
という風になるのかもしれません。
まず最初の学科試験は、MG30期にMGの本家本元である西研究所主催の
MGシニア参加そして、その後のMG継続が不可欠となります。
次に、実技検定は、現実はどうかというものです。
MGで金儲けをと参加者に唱えるのであれば、教える側のインストラクター
自身も現実で儲からなければなりません。
たとえMGのゲームで強くとも、リアルの世界で悪戦苦闘の連側では参加者
に嘘を言っていることになります。これはTOCのインストも同様です。
そして、儲けるのは、「まず相手が儲かる」ことを念頭に、呼吸同様「相手
の儲けが先」だと私は思います。
この山はかなり厳しい山ですが、乗り越えて実証を示さなければ相手は信じ
てくれないでしょう。言うは易し、行なうは難しです。
三つ目は、人間主義の山です。
MGでもTOCでも、現場主義、民衆主体の精神で、「いばらず、おごらず
、対等に」という精神が欠落すれば不勉強に陥り、やがては相手がドルマークに
見えてきたり、机上論だけになってしまいます。
全員経営は水平的な視点が必要です。
これまで多くの人がMGからスピンアウトしたり、西思想から逸脱したの
は、これらの山を上る辛さから逃げたからではないかと思います。
MGを単なる儲けの道具に使っても偽者にしかなりません。また金儲けから
逃げて、仲良し倶楽部を作ってもそれは誰かの犠牲を伴います。
また自ら向上心をもって不断の覚悟で勉学や現実に挑まなければやがては衰
退していくものです。
そして、これらには終わりがありません。
と、述べてきましたが、これは全て自分自身に対する戒めです。
まだまだMG開発者・西順一郎先生の山は遠くにしか見えません。