■味噌・麹屋さんのTOC成功事例
2011年の1月15日に実施した神戸TOCの受講者から一ヶ月も経たずに成功事例が出ましたので、ご本人の了解を得て掲載します。
事例は味噌・糀をネットで売る神奈川の「小泉麹屋」さんの事例です。
ボトルネックと仰っている糀づくりの「ムロ」は。
---- ここからは、ご本人から頂いたメールです。
合資会社 小泉麹屋 小泉 聡
1月末で若い職人が辞めたので、麹作り職人として復活。
彼がいるつもりで予定を組んでいたので出張味噌講習会を積極的に受けてしまい、今はとにかく忙しい。
■おかげ様で、今回はTOC神戸効果がかなり入っています。
2月に入ってから、PC前に座る時間が一日1時間無い状態が続いています。
でも、受注やメールは問題なく処理できてるし製造と出荷のバランスも保たれPCに行かなきゃ~ と慌てることもない。
考えてみれば、g-mailとiphoneで最低限のものは、ちょくちょく見ているから、やばそうなのはスグに指示が出せるし、問題なく動いているのだ。
PCに行かないんじゃなくて、行く必要がなくなってるということに気づいてしまった^^
身体はきつくても、気持ちにアセリがないので現状で精神的に余裕があるのが、かえって不思議な感じ。
以前なら、もうピリピリだったのに(^^;;;
具体的には、大きな山は小さくしてから取り組む(だったかな)ですね。
今まで麹作りをするならワンロット30kgはあたりまえでしょッ!!
これを切るのは無駄な努力!!! と思っていたのを。
ロット割れしても良い、その代り、回数が増えることは受け入れよう。
そこはやりましょう、と決めました。
そしたら、見える全体像が全然変わってしまって
・在庫劣化の不安激減
・なんとなんと、ボトルネックのムロにスペースが生まれる
・驚くことに、体力も抑えることが出来る
メリットがいっぱい出てきて
これが精神安定要因の大きな要素になっています^^
現時点では、納品までの期日は残念ながら延びました。
ただし、これは大寒前後の繁忙期である今だけの話で、お客様に待っていただく判断をしました。
通常時は在庫は少なくても、今までより商品のクオリティは高くなると思います。
なぜなら、新鮮な状態でお届けできるからです。
課題は山積ですが、今までとは随分と現実味が違ってきた気がします。
浮わづくことなくがんばります。
---- 以上です
主催者の「こきょう」 森本繁生さんのコメントも追記しておきます。
shigeo@kokyou.jp
このままうまくいけば、小泉糀屋さんは
・鮮度の高い商品を素早くお届けすることによるMQアップ
・キャッシュフローの改善
が見えてくるでしょう。これから先が楽しみです。
学んでいただいたことがこうやって効果が出始めてくると
やっぱり嬉しいですね。ありがとうございます。
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