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■情緒的経営は混乱を招きかねない

目標を5%下回ると怒る上司もいれば、10%下回っても
「のほほん」と見過ごしている上司もいる。

数値に敏感な人間もいれば、鈍感な者もいる。

ましてや二日酔いだからといって気分で怒鳴ったり、今日は気分がいい
からと褒めたりする者の下で働けば、もっと悲惨なことになる。

ノモンハンの戦いやガダルカナルの戦いのように非科学的な
リーダーの下では全員が討死してしまう。

こうなると「下で働く人間」は、上司が変わるたびに、日ごとに
上司の態度が変わるだから、たまったものではない。

情緒的と言葉は良いが、明確な判断ができないとすぐに人間だ、
科学だ、数字はどうも?と逃げるリーダーは、下で働く者を
見捨てて逃げるのと大差はない。


そこで、目標を5%下回るまでは黙認し任せ、5%~10%になった時点で
注意を促し、10%以上下回ったら怒鳴り込むというルールを作れば、
怒られても下の者は納得がいく。

コミュニケーションを数値化して態度を決めるという姿勢は
双方にとって有難い法律だ。

双方の間に数字を持たずに感情だけで評価するのは、じつは
「上司は何も分かってはいない幼児性、駄々っ子」というだけで、
リーダーの基本的素養に欠ける人間と言われても仕方ない。

理由は簡単で部下は泣いているからだ。
だから業績が下がるのは当然のことだ。

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