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■Pダウン戦略は

先日、近所の大きなスーパーマーケットが倒産しました。

数か月前から陳列棚は閑散として、いつ潰れても
不思議ではない雰囲気でした。

それでも従業員は懸命に働き、何とか続けようと頑張っては
いましたが、経営者は雲隠れ。

仕入業者は代金も滞っていたので納品せず回収をしていました。

やがて数店舗を閉鎖したと思ったら、残りの店舗も閉鎖でした。

でも倒産すると近所の高齢者は買い物に困ります。

とくに雨や雪、暑さが厳しい季節には歩いて遠くのスーパー
マーケットに行くのは大変です。

              ◆

じつは、この地域では最初Aスーパーがありました。

後発のBスーパーが進出してAスーパーは撤退。

その後、倒産したCスーパーが大きな駐車場と広い店舗、
豊富な品ぞろえ、徹底的な低価格戦略でBスーパーを駆逐。

BスーパーもAスーパー同様撤退。

最後に残ったCスーパーですが、十数店舗の経営悪化が
原因で閉鎖せざるを得ませんでした。

価格競争が招くもの。

安売り競争は、自分の首を絞めますが、相手の首も絞めてしまいます。

そして地域の顧客にも影響を及ぼします。

              ◆

安売りで競争相手を駆逐し、安売りでお客様を奪い取り。

やがてはより安売りの競争相手にお客様を持って行かれる。

こうした競争の中でお客様も、「安ければ良い・・」というふうに
誘導されて、地域内でお店どうしを天秤にかけてしまいます。

地域を愛するというのであれば、お店もお客様も同様に
「適正価格で売る、買う」という意識を持たなければ、やがては
破たんしてしまいます。

何でもかんでも安ければ良い、というのでは地域にお店は
存在できません。

やはりお店にも利益がなければ撤退するのは当たり前であり、
撤退したことで困るのは地域の住人です。

                  ◆

三方良しの経営は、我よし、相手よし、世間よし です。

この低価格戦争は、我悪し、相手も悪し、世間も悪し の経営です。

※あえて競争ではなく「戦争」と書きました。

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一方、大した品物でもないのに、やたら高価格であるものも
見受けます。

やはり「ほどほど」の価格。

お互いに継続できる価格というものを軸に据えていきたいもの
ですし、価格以外のものでも勝負するのが、真の経営者では
ないかと私は思います。

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