■執念をもつ
MGもTOCも環境整備も「執念」がなければ成功はしない。
成功した企業は、漏れなく経営者が執念をもって「正しい」と
信じたことを継続した結果が出ているのである。
成果が出るまで続ける信念が大事で、側近の幹部社員の甘言に
つられて意思決定を揺るがすようでは成功はおぼつかない。
それは大変な努力、いや苦労の連続、心労は絶えない。
しかしながら、いきなり大成功した企業とは、
いきなり市場から退場を迫られ記憶から消えていくものだ。
それは苦労を知らないだけに少しの変化に耐える力がない
からである。急上昇は急降下する。
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どんな新製品や技術、能力にも優るものが「執念」である。
その執念は、まず経営者が持たなければならない。
そして幹部社員を鍛え上げなければならない。
それが組織の土台になる。
◆
優れた先人達は必ず執念をもって取り組み、成果をあげていた。
後輩はそれを学び、尊敬の念をもって「仕事」にあたる。
決して真逆の優柔不断な態度や一喜一憂しているようでは
会社は潰れてしまう。
変化対応という都合の良い言葉が執念を鈍らせることが
あってはならない。
遠回りのように見えて、じつは最短の道が「執念」をもって
継続するという確信なのである。
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