社長のための会計学
【利益感度分析 その2】
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□■ 戦略会計・DC・マトリックス会計
□■ 社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
■■ Vol.106 2007/05/17
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▼この先どうする?
分析値や指標だけで会計を考える時代は終わりました。
この先の経営を分かり易くするためには
会計に対する「考え方」がとても重要になります。
▼マトリックス通信は…
決算書の読み方や経営分析の解説ではありません。
☆社長が自分の思いを数値に置き換え、
社長本人が、経営計画やシミュレーションを
社長自身の頭の中で自由に考えられるようになること。
が必要だと思い「社長のための会計学」としました。
戦略MQ会計、DC(直接原価)、マトリックス会計の話題に加え、
会計事務所120%活用法なども併せてお届けしています。
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■先週から『利益感度分析』の話をしています。
メルマガ読者の方からいただいた一通のメール、
そこには利益の本質を解くためのとても重要な内容が書いてありました。
今回、メールをいただいたこの方を
「正式」に紹介できないのがとても残念です。
北海道では有名な病院で、
名前を出せばすぐに分かってしまうため
「匿名で」という条件で、特別に許可を戴きました。
仮にこの方を「深田さん」にしましょう。
ホームページで見ると、とても大きな病院であることが分かります。
■利益感度分析は一般的な経営分析とは異なります。
☆まさに儲けを増やすためには、
企業のどの部分から手を付ければ一番効果的であるか
を見きわめるための分析です。
☆赤字企業の場合だったら、
赤字を解消するにはどの部分から重点的に
手を付けなければいけないかを数値で示します。
■これまでの伝統的な会計のもとでは、
損益分岐点分析というと「損益分岐点売上高」のことを指します。
しかし、戦略MQ会計では、
損益分岐点は4種類存在します。
戦略MQ会計は要素法です。
P・V・(M)・Q・Fの各要素が自在に動いて
G(利益)最大化を目指します。
Pとはプライス、つまり販売単価のこと
Vとは変動単価(仕入単価)のこと
Mとはマージン、粗利です。
そしてQは数量、Fは固定費です。
Mがカッコ書きなのは、PとVが決まれば
自動的にMが決まるからです。(M=P-V)
企業の利益Gには「P、V、Q、F」の各要素が
大きく関わっているのです。
そしてこのMを含むアルファベットは
まさに儲けを生み出す魔法の6文字なのです。
■利益感度はそれぞれの企業によってまちまちです。
しかし今の会計の考え方では
真っ先に手を着けようとするのは「固定費Fの削減」です。
固定費を圧縮して利益拡大を図ろうというものです。
では固定費の削減が本当に利益拡大や赤字解消に
繋がるのでしょうか?
これは自社の決算書からMQ会計表を作成してみれば
はっきりと見えてきます。
決算書をいくら分析しても
この先の戦略は何も見えてこないのです。
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■ということで先週のメルマガで紹介した
北海道のある大きな病院の理事の方、
ここでは残念ながら深田さんという仮名で紹介しています。
※今週はじめての方は先週号を先にご覧ください。
⇒ マトリックス通信 Vol.105 【利益感度分析】
http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/archives/2007/05/post_104.html
■深田さんはさすが理科系出身だけあって、
戦略MQ会計の「簡単で科学的である」という
西順一郎先生が考案された「企業方程式」を
どうやってこの先の利益Gアップにつなげていくか、、、
深田さんが試行錯誤の末に
数量Qを使わなくても利益感度分析が出来るようにと
辿り着いた公式は次のようなものでした。
Fk = MQ/F
Qk = F/(PQ-VQ)
Vk =(PQ-F)/VQ
Pk =(F+VQ)/PQ
■この公式は、
西順一郎先生が考案した企業方程式「PQ=VQ+F+G」
と「MQ=F+G」を変形して導くことが出来ます。
ただし、公式というものは意味を伴っていなければ
価値はありません。
深田さんが辿り着いたこの公式は
たまたま結果が合っていたに過ぎなかったのです。
■思い出しますね、数学の試験。
答えが一致していただけでは点数を稼げません。
途中の経過、つまり考え方が分かっていないと
応用が出来ませんし、本当の戦略に使えません。
■今回、深田さんからいただいたメールには
「戦略MQ会計を病院の経営に何とか活用したい」
という思いが書かれていましたので、
利益感度分析に関するアドバイスを差し上げました。
そして深田さんから御礼のメールをいただきましたので
これを紹介します。
☆利益感度分析は奥が深い分、
経営の実践での活用範囲も広いのです。
理科系の深田さんが本物の戦略マンになるためにも
ぜひMGを体験していただきたいと思います。(^^)
★☆ 深田さんからのメール ☆★
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●さっそく有難うございます。活用方法のアドバイスをいただき大感激です。
利益感度分析のポケコンのプログラムは、以前に読んだ西先生の戦略会計
の書籍の中に載っていたものを、かすかに記憶していました。
Pk=P’/Pということに囚われていた(P’ということは当然変化さ
せるべきものと考えてしまっていた)のと、宇野さんが指摘されるように
Qが確定できないので、G=0の場合はMQ=Fということだから・・・
と考えてQの変化には無関係であるFkだけは出せるなー などとぼんや
り考えていたのです。今回購入したCD-ROMで学習しているうちに、
どこまで出せるかやってみようと考えていくうちに辿り着いた式なのです。
注)PkとはPの利益感度、FkとはFの利益感度のことです。
●今回の一番の収穫は、Qに具体的数字を入れなくても
(つまりΣPQ、ΣVQを使っても)利益感度分析ができるということで
す。Pは診療報酬や介護報酬などで規定されるので比較的理解してもらい
やすいし、Vも値が出ますが、数量Qに関しては入院・外来・通所などに
分かれるので、どうしてもとらえにくいのです。
でも「Q(私の場合は患者数)が何パーセント減れば利益が無くなる」と
いう説明はとてもインパクトがあります。これはすごい!!
●実は、18年度の利益が昨年度並みにでるという話を聞いた勤続1年のあ
る医師から、理事長に対してその分を職員に還元するようにというような
話があったのです。そのとき、「お前達の説明の仕方が悪い」と叱られま
した。事務局の説明や資料が損益計算書に偏りすぎて、借入金の返済分の
説明が理解されにくいこともあります。でも、利益感度分析Pkを使えば、
☆「次回の診療報酬改定で△%下がれば吹っ飛ぶ利益です。
とても余裕のある数字ではありません。」
などの説得力ある説明ができます。
●医療法人でも医療と経営の分離ということを言われて久しいですが、経営
を医療の側に理解してもらい決断してもらうためには、もっともっと分か
りやすいものでなければならないと考えています。
少なくとも医療経営に関しては、宇野さんのご意見(会計は絶対理系)は
共感できます。文系の経理担当者は決算時に貸借対照表を単年度だけで説
明しています。私はストックで説明されてもまったくピンと来ません。
☆さらに損益計算書と並べて出すからなお始末に悪い!
ストックとフローという考えすら浮かばないのかなぁ?
文系出身の経理マンは「会計とはこういうものだ」というこれまでの概念
から抜け出せないんでしょうね。最後に愚痴言ってしまいました。この度
購入したCDを勉強して頑張ります。
●今回の質問をメルマガで取り上げていただくような内容なのかは、私には
判断がつきません。私が経理の専門だったら、恥ずかしくてお断りするよ
うな内容のような気がします。基礎もへったくれもない理科系なので何が
なんだか分からないまま今日に至っています。
●恐らく私が戦略会計に出会っていなければ、経理担当者の言い分を鵜呑み
にするしかなかったと思います。まだまだ勉強不足で、今でも担当者を言
いくるめるだけの力は無いのですが、同じように理系の方が悩んでいると
したら、そしてお役に立つならどうぞお使い下さい。
●これまでの経理に関しての疑問に今回初めて明確な回答をもらいました。
本当にスッキリした気分です。こんなに気持ちの良いことはありません。
何度お礼を申し上げても足りないくらいですから、どうぞお使いください。
「北海道のある病院」で結構です。(引用終わり)
※5月26/27日に北海道の滝川市で公開MG研修が開催されます。
インストラクターはMGの開発者、西順一郎先生です。
会計はもちろん、経営の本質が見えてきますよ。(^^)
※今回の深田さんのご質問は、私自身、「利益感度分析」の
スゴサを再認識するとてもよい機会になりました。
そしてメルマガ掲載に快くご協力いただいたことを
深く感謝申し上げます。
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■今の決算書から行なう経営分析は
本当にこの先の経営に活用できるのでしょうか。
総資本回転率、総資本利益率、売上債権回転期間、流動比率、
そして自己資本比率、、、
会計の世界では「比率」が当たり前のように使われています。
そして比率を使いこなすことが「会計的センスのある人」などと
言われています。
■利益感度分析を追求していくと
儲けるためにはどうするか? の本質に突き当たります。
これこそ、中小企業経営者が絶対に活用したい「分析」なのです。
税務を中心とした制度会計から作成された決算書をもとに
どのような経営分析を行なおうと行き着く先は
(1)売上を上げろ!
(2)利益率を伸ばせ!
(3)固定費を下げろ!(原価を下げろ!)
これじゃぁ何からどう手を付けたら良いか???
さっぱり分かりません。(^^;;;
☆★ 利益感度分析 ☆☆
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戦略MQ会計・DC(直接原価)・マトリックス会計【セミナー編】
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●利益感度分析を行なうためには
まず、ご自身の決算書から「MQ会計表」を
作成しなければなりません。
そこでMQ会計のスゴサを知っていただくために
『実践!戦略MQ会計【セミナー編】』を用意しました。
これまでの決算書ではなかなか分からなかった
☆あなたの企業の収益構造の実態
が明らかになります。
●一般的なセミナーでは
☆ああ 面白かったね。
でもCD-ROMになった途端に戦略立案ツールとして
活用することができます。この機会にぜひいかがですか。
●特別付録として、MQ会計による「ある企業」の分析事例が付いています。
赤字企業をどのようにして復活させるか?
それはMQの最大化にあったのです。
MQの最大化? そうです。
決算書だけをいくら分析しても
MQの最大化には繋がりません。
数値だけの経営計画をいくら作成してみても
この先の利益のアップには繋がらないのです。そこで、、、
会計事務所、コンサルタントの方は必見です。
詳細はこちらをどうぞ
⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxpro/mxpro_mq0410.html
●5月22日までは特別価格でご提供
☆定価:税込12,600円 ⇒ 6,800円(小冊子付きは7,200円)
5月22日(火)24:00までの期間限定です。
※詳細はこちらをご覧ください。
⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxpro/mxpro_mq0410.html
☆☆ 今回は私も初参加です(^^) ↓ ☆☆
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企業の「戦略的人材」を育てる研修 ☆★ 戦略行動学セミナー ★☆
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【開催日時】
2007年5月26(土)・27日(日)
1日目 朝9:30受付 10:00開始
2日目 朝9:30開始 13:00終了
【参加費用】
\25,000-(交流会費・宿泊費を含む)
テキスト『脳力開発入門』は別途 \2,100 になります。
既にお持ちの方は、必ずご持参下さい。
お持ちでない方は、申し込み時にご連絡下さい。
【募集人員】
先着15名です。
【会 場】
〒306-0047 茨城県古河市立崎510-1
古河スポーツ交流センター TEL.0280-22-3500
【講 師】
ヴァンガード経営研究所 代表 板東秀行 氏
【お問合せ・お申込みはこちらまで・・・】
古河MG研究会 鈴木 健司
mail k-suzuki@asahi-wood.com
携帯 090-3043-0765
■衝撃的!な生産革命をもたらす
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ザ・ゴール 仙台セミナー
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【開催日時】
2007年5月26(土)・27日(日)
1日目 10:00開始
2日目 17:00終了
【参加費用】
\20,000-
【会 場】
〒983-0836 仙台市宮城野区幸町4-5-1
宮城県青年会館 エスポールみやぎ TEL.0222-293-4631
【講 師】
新潟ソフトパワー研究所 所長 清水信博 氏
【お問合せ・お申込みはこちらまで・・・】
仙台MGクラブ 似内(にたない)美和子
mail vza00727@nifty.com
携帯 070-5476-5867
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北海道ラベンダーMG2007 のご案内です。
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【開催日時】
2007年5月26(土)・27日(日)
1日目 朝9:30受付 10:00開始
2日目 朝9:30開始 17:00終了
【会 場】
北海道滝川市
中空知地域職業訓練センター
スキルアップセンター空知
【講 師】
(株)西研究所・所長 西順一郎先生、西佳恵先生
【お問合せ・お申込みはこちらまで・・・】
スキルアップセンター空知 事業課:浅野
TEL.0125-24-1880 FAX.0125-23-5261
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仙台MG ジュニアコース
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【開催日時】
2007年6月9(土)・10日(日)
1日目 朝9:30受付 10:00開始
2日目 朝9:00開始 17:00終了
【参加費用】
\20,000-
【会 場】
〒983-0836 仙台市宮城野区幸町4-5-1
宮城県青年会館 エスポールみやぎ TEL.0222-293-4631
【講 師】
新潟ソフトパワー研究所 所長 清水信博 氏
【お問合せ・お申込みはこちらまで・・・】
仙台MGクラブ 似内(にたない)美和子
mail vza00727@nifty.com
携帯 070-5476-5867
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志賀島MGのご案内です。
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【開催日時】
2007年6月16(土)・17日(日)
1日目 朝9:45受付 10:00開始
2日目 朝9:00開始 17:00終了
【会 場】
福岡市
休暇村 志賀島
【講 師】
(株)西研究所・所長 西順一郎先生
【お問合せ・お申込みはこちらまで・・・】
河合製氷冷蔵株式会社:小沢 t-ozawa@kawai-ice.co.jp
TEL.092-261-7822 FAX.092-261-7833
☆☆ 今回は私も初参加です(^^) ↓ ☆☆
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アルスコーポレーションMGジュニア のご案内です。
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【開催日時】
2007年6月23(土)・24日(日)
1日目 朝9:45受付 10:00開始
2日目 朝9:00開始 17:00終了
【会 場】
大阪府堺市中区
アルスコーポレーション株式会社 4F多目的ホール
JR阪和線 津久野駅下車 バス5分
【講 師】
(株)西研究所・所長 西順一郎先生
【お問合せ・お申込みはこちらまで・・・】
アルスコーポレーション株式会社:木谷
TEL.072-260-2141 FAX.072-272-7315
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第35回 盛岡MG のご案内です。
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【開催日時】
2007年7月14(土)・15日(日)
1日目 朝9:30受付 10:00開始
2日目 朝9:00開始 17:00終了
【会 場】
盛岡市北松園
国民年金センターもりおか
【講 師】
(株)西研究所・所長 西順一郎先生
【お問合せ・お申込みはこちらまで・・・】
岩手MG研究会:泉田・佐々木
TEL.019-654-2721 FAX.019-654-8020
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■金額が明記されていないMGの参加受講料は30,000円~45,000円です。
宿泊料が含まれている場合もあります。
詳細に関しては各主催者までお問合せください。
MGは東京では毎月、各地で定期的に開催されています。
全国各地のこれからのMGの日程はこちらからどうぞ。
⇒ http://www.nishiken.jp/
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http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/backnumber.php
▼ご意見、ご感想をドシドシお寄せください。次回もお楽しみに。
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【発行元】株式会社アイティーエス http://www.its-mx.co.jp/
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改変せずにご利用ください。
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